2018年も残り1週間をきりました。今年は地震や大型台風、夏の超酷暑など自然が猛威をふるった1年であったような気がします。個人的には活動を再開することがあったり、新たな分野に興味を持ち始めたりと変化があった年だったと思います。以前から興味はあった「陰陽五行」も今年から勉強を始めたのですが、その経緯は改めて後日記事にしようと思っています。
さて、2018年から2020年にかけての3年間は異常干支とよばれる期間で、今までとは違う流れがくる、これまでの常識が通用しなくなる、と言われているそうです。
干支で表すと2018年は戊戌(つちのえいぬ)、2019年は己亥(つちのとい)、2020年は庚子(かのえね)です。
干支は十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)と十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)の組み合わせで構成されており60通りあります。それぞれ木火土金水のどれかに属しており、植物の成長する姿になぞらえて意味を持っています。
2018年の戊(土)戌(土)は両方とも土の属性を持っています。戊は「万物茂盛」の状態を指し、盛大に生茂る状態を意味しています。花が咲き乱れ、樹木の成長がピークを迎えたことを意味しています。戌は「やぶる」「ほろぶ」に通じ、万物がその役割を終えて、活動が完全に止まった状態を意味しています。
2019年の己(土)亥(水)は土が水をせき止め、清らかな水の流れを澱ませるように、土が水に勝つため水にとって土が相性の悪いものとなっています。己は万物皆整う状態を指します。成長が極まり、樹木の形が定まった状態と解釈できます。亥は「とじる」「根」に通じ、万物が根のみを残して、その一切の活動を止め、生命をその根に蓄えている状態を意味しています。
2020年の庚(金)子(水)は金属が冷えることにより、その表面に水滴(水)を生じるため相性がよいと言えます。 庚は「万物改更」の状態を指し、成長した状態がここで改まり、変わるという意味が込められています。満開に咲き乱れた花が散り、樹木に固い実が実った状態と解釈ができます。子は万物に生命が宿る状態、再び生命が活動し始める状態を指しています。
ちょっと長くなってしまいましたが、2018年に成長がピークに達し、2019年にそれを土台として力を蓄え、2020年に新たに新しいことをスタートさせるといったような感じでしょうか。平成の時代も丁度この期間とリンクして終わりを迎え、新しく始まって行きますね。2019年は土が上(前)に来ているので、なかなか目に見えた成長や結果がでないかもしれませんが、地下で水脈を広げていくように地道な努力や底力をつける一年になるかもしれませんね。そして良い2019年を迎える意味でも、今年成長できたこと、成し遂げたことを振り返って来年の指針とするのも良いかもしれませんね。
#陰陽五行 #異常干支 #2019
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